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派遣村のある種の現実 [ニュース]


派遣村の退所者で仕事が決まった人はわずか5%だったと言うことですが、一方で無断外泊や強制退所もあり、中には「盗み」もあったそうです。
入所者の男性(55)は「仕事は見つからず、生活保護が決まった。施設での暮らしはプライバシーがなく盗みも多くて悲惨だった。なんとか生活再建したい」。また同じく生活保護が決まった別の男性(47)は「お世話になりました。自分のやりたい仕事は見つからないかもしれないが、そうも言っていられない。仕事を見つけ恩返ししたい。ありがとうございました」とカメラに向かって頭を下げた。 

中には、こんな風に支援に対する感謝の気持ちを述べる方々もいて、それは救いなのですが、「盗みが多い」と言うのは何とも言えないですよね。もともと困っている人たちが集まっている派遣村。その中での「盗み」とは…

テレビかなにかで60歳を過ぎた男性が「PCの講習を勧められたが自信がなくて…」と言っていたり、中には「介護の仕事を勧められたが自信がない」と言うのを聞きました。「職業訓練は仕事に結びついていないのではないか?」と言うことがよく言われますが、これまでPCを使ったことのない人にPCの講習を勧めても、果たして、今、仕事が見つかるでしょうか?介護の仕事にしてもそうだけれど、人のお世話をしたことがなく、慣れていない人に介護の仕事を勧めても、長続きしないような… これを「より好み」と言うのは酷な気もします。

今、仕事を探している人は本当にたくさんいると思います。時には色んな意味での我慢や妥協も必要でしょう。でも、それだけでは… 「明日に繋がる何か」が必要-そう思います。



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