派遣村 就活費で酒・たばこ 都、悪質入所者に返金要求へ

年末年始に住居がない失業者に宿泊場所や食事を提供する東京都の「公設派遣村」で、一部の入所者が就労活動のため都から支給された現金を酒代やたばこ代に使い、施設内で禁止された飲酒などの問題行動を取っていたとのこと。都はすでに泥酔状態となった男性１人を退所処分にしたほか、悪質な入所者には退所時に支給額と領収書の差額の返金を求める方針だそうです。

派遣村　就活費で酒・たばこ　都、悪質入所者に返金要求へ

前回の「派遣村」は、実は派遣切りに遭った人たちよりもそれ以外の人が多かったとか。「派遣村」と言うネーミングはある意味とても「上手かった」けれど、必ずしも実態には合っていなかったわけですね。

そんなわけで、今回は、ハローワークでの求職申し込みを要件とするなど、前回に比べ「厳しい」と思われたんだけど、実は、こう言う「不正」「悪質」な人もいたわけですね。

もちろん、年末年始に住居がない人たちに対し、派遣村は一定の助けにはなったと思いますが、根本的な解決にはならないわけで、そんな中、この報道…　「本当に困窮しているほかの入所者が迷惑している」と言うのはその通りだと思います。

それにしても、「住むところがない」ハズなのに「帰ってこない」と言うのはどう言うことなのか…　ストレス解消にお酒やタバコと言うのもわからないではないけれど、それは就活費で買うべきものではないのでは？

セーフティネットの必要性とモラル－難しい問題だと思います。

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