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派遣村の不明者たちが戻ったワケ [ニュース]

「公設派遣村」で、就活費の支給直後に250人の所在不明者が出た問題で、約90人が10日、施設に戻ってきたことが分かったとのこと。施設内に「3日以上の無断外泊者および1日以上外泊し15日までに戻らない人は強制退所させる」という趣旨の張り紙がされ、「所在不明の入所者間で『強制退所』の情報が広まったのではないか」と言うことです。

http://news.livedoor.com/article/detail/4541911/

「無断外泊」できる人にそもそも「派遣村」の援助は要らないのでは?でも「強制退去」は困る、と言うところを見ると、やはり「必要」なのかな。ちょっとわかり辛いですね。

派遣村入所者の7割以上が生活保護の申請もしているそうだけど、無断外泊での強制退所処分は生活保護申請への影響はない、とのこと。「別の問題だから当たり前」と言われればその通りかも知れないけど、何となく割り切れない気も… いくら「権利」とは言っても、頑張っている人とズルしてる人を一緒に出来ないと思うのはやっぱり人情ですよね。

「本当に困っている人を救うためには不正を見逃すのもある程度仕方ない」と言う考え方もあるでしょう。また、「本当に困っているのかどうか」をどうやって決めるのか、という問題もありますよね。

災害や病気など、自分だけの努力ではどうにもならないときのためにあるセーフティネット。もっと充実すべきだとは思うけれど、こう言うニュースを聞くととても複雑な気分になってしまいます。

年末年始に住居がない失業者に宿泊場所や食事を提供する東京都の「公設派遣村」で、就活費の支給直後に250人の所在不明者が出た問題で、約90人が10日、施設に戻ってきたことが分かった。都は戻った人に事情を聴いて強制退所させるかどうかを判断する。  都関係者によると、都は10日、施設内に「3日以上の無断外泊者および1日以上外泊し15日までに戻らない人は強制退所させる」という趣旨の張り紙をしたという。都関係者は「所在不明の入所者間で『強制退所』の情報が広まったのではないか」としている。  都によると、宿泊先の労働者用臨時宿泊施設「なぎさ寮」(大田区)の入所者名簿は10日午後9時現在、前日から2人退所して546人。一方、同日の夕食配ぜん数は392人分で前日から89食増えた。外出したまま戻らない人は76人、行方不明者は78人となった。  一方、なぎさ寮に当初入所した約560人のうち、6日に23区と八王子市の担当者から生活保護面談を受けた人が7割以上の約400人いたことが都の集計で分かった。無断外泊などで強制退所処分を受けても、生活保護申請への影響はない。


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タグ:派遣村
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