小林繁氏が急死…通算１３９勝、巨人と阪神で活躍

江川卓投手との交換トレードで阪神に移籍したことで知られる、巨人や阪神で投手として活躍した現日本ハム１軍投手コーチの小林繁氏（５７）が１７日、心不全のため亡くなったとのこと。５７歳だったそうです。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100117-00000512-sanspo-base

訃報を聞いて本当にビックリしました。まだ57歳…　信じられない気持ちです。

小林繁さんと言えば、どうしても「江川問題」「空白の１日」を思い出してしまいますが、あんな形で入った江川さんも、また、ずっと悪いイメージが付きまとってしまって…　巻き込まれるような形で阪神に移籍、その年には意地を見せた小林繁さん。中学の卒業文集に、とある先生が「小林のような人間になりたいものです」と書いていたのが忘れられません。巨人のため、球界のため、江川さんのために黙って阪神に移った小林さんの姿は、何も語らずとも、より多くのものを人々の心に刻みつけた気がします。

訃報を知った長嶋監督は「悪いことをした」と言ったとか。もちろん、今だからこそ言えることだと思いますが、でも、これを「言える」のが長嶋さんの魅力なんじゃないかな。この一件では、たくさんの人が傷ついてしまった－長嶋監督もそのうちの一人だったのかも知れません。

古巣・巨人にも衝撃…長嶋氏「悪いことした」

その後、日本酒のCMで「和解」の場ができた小林さんと江川さん。今、その販促DVDが高値を呼んでいるとも聞きます。あのCMを見た時は、驚いたけれど、でも「良かった」とも思いました。小林繁さんの訃報を知り、思い出した人も多かったんでしょうね、きっと。個人的にも見てみたいです。

「空白の１日」当事者の江川＆小林、飲み交わして“和解”

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